投稿日: 2020年1月24日2020年1月25日イヤイヤ期の子育てとは 皆様こんにちは。ヨコミネ式保育園 こっこクラスの丸中先生です♪ ママもパパも「キーッ!」となってしまう。わが子のひどいイヤイヤ。どう接したらいいの? ・「イヤイヤ期」の不思議。 子供の脳では、「前頭前野」と呼ばれる脳の表層部分の働きがまだ発達しておらず、湧き上がる欲求や衝動を抑える「抑制機能」が働きません。それが「イヤイヤ」の原因!やがて抑制機能が育ってくると、悩ましいイヤイヤも自然と収まっていきます。 とはいえ、親も思わずキリキリしてしまうわが子のイヤイヤ。「何とかうまく接する方法はないのかな〜?」 ・アメリカでは取り組まれている「脳の抑制機能を育てるゲーム」 例えば、「耳」と「口」の絵が描かれたカードを2人1組の子供に1枚ずつ渡し、「口のカード」の子は話す役、「耳のカード」は黙って聞く役、というゲームをします。ゲームのルールだから、「耳のカード」を持っている間はおしゃべりを我慢する。このように、「我慢する理由」を子供が理解して、自ら進んで我慢する時に、前頭前野の抑制機能が活発に働くというのです。 なぜなら、「抑制機能」とは、単に我慢する機能ではなく、何か目標を立て、その実現に向けて計画的に行動するための脳機能なので、周囲の大人が「ダメ!」と怒っても抑制機能は働きません。「自分で納得した目的のために、自ら我慢をする」経験こそが、子供の前頭前野を働かせ、抑制機能を育てていくと考えられるのです。「子供とルールを決めて、そのために我慢する」というこの方法。何もゲームとしてやらなくても、日常生活の中で取り入れることができます。たとえば、あるママのこんな対処法。YouTubeが見たいというわが子に、時計を見せ、「長い針がこの数字のところに来たら終わりにしようね」というルールを決めます。予め子供にそのルールをちゃんと理解させ、納得させることが大事です。すると、「もう終わりにしなさい!」なんて怒らなくても、子供なりに前頭前野を働かせて、自ら我慢ができたのです。もうひとつ大事なのが、「ちゃんと我慢ができたら、すかさず思いっきりほめてあげること」。すると脳は喜びを感じ、「またほめられるように頑張ろう」という気持ちが芽生えると言います。 ・胸が弾む生活 「我慢する理由をはっきりさせる」「我慢できたら思いっきりほめてあげる」子供の脳の働きを知り、その反応を予測して接する子育てを行えば、”親”の前頭前野もぐんぐん鍛えられるそうですよ! さて、明日は何者になれそうですか? 入園のお問い合わせ、見学、体験のお申し込みもいただいています。どうぞ、お気軽にご連絡ください。 Tel 088-623-5645 お待ちしております!