進級への期待と不安

みなさん、こんにちは♡
ヨコミネ式保育園の千鶴先生です。

今年はコロナウイルス対策のため、規模は縮小になりましたが、発表会、卒園式と終わり、子ども達は進級することに胸を膨らませていることでしょう♪

今年担当した1歳児さんは、お兄さんお姉さんになる期待感から、3月に入ってから急にもっともっと頑張ろうと張り切ってくれています。

つい先日まで、やんちゃで手を焼いていた子が、急に一つ下のクラスのお友達をカッコよくリードする姿。クラスで1番に行動しようとする姿。しっかりと返事をしてくれる姿。トイトレや給食を頑張って食べる姿…
こんな姿を見ていると、子どもの成長が頼もしく嬉しくなりますね!

でも環境が変わる時こそ、不安を感じるものです。
何かと多忙な年度替わりは、ママも先生も仕事に追われてバタバタ。表に出していないつもりでも、子どもはその変化を確実に感じ取っています。

その表れが、ママにべったりだったり、ママじゃないと嫌というこだわりだったり。
また、〇〇してほしいのに、正反対のことをしてみたり、あれもイヤ、これもイヤ。
ただでさえ忙しい朝はもう戦場…!!

でも子ども達に悪意はないんです!
ただただ、ママに構ってほしくて、注意を引きたくてやっているんです。
些細な変化も子どもにとっては大きなストレスになるので、環境を整えてあげたいですね。
でもママだって人間だからイライラもしちゃうし、共働き家庭が増え、時間にゆとりも心に余裕もないですよね。

それなら、子ども達を受け入れる構えを作ってあげてください。
もちろんダメなことはダメと教えてあげなければいけないし、子どももそれを学ばなければいけません。
子どもの行動そのものを受け入れるのではなく、その行動の裏に隠された気持ちを探って、受け止めてあげてほしいんです。
不安に感じていることや訴えに心を傾けて、接していってあげてください。

そして、いつも以上にスキンシップをとってあげてください。
肌の触れ合いは、何よりのエネルギーチャージになります。
それは子どもだけでなく、ママ自身も子どもからエネルギーをもらい、「ありがとう、また頑張るね」という動力源になると思います(*^^*)

rbt