投稿日: 2021年2月14日2021年2月16日群読 皆様こんにちは!徳島駅前のヨコミネ式保育園・学童キッズネクストの早雪先生です☆寒さの和らぐ日も増えてきている今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか🍀ヨコミネ式保育園では、月末の生活発表会に向けて子供達のエネルギーがますます高まっております!🔥 毎年発表会で披露させていただいている演目の一つで、今年もチャレンジする「群読」。一人一人の出番・隊列等を工夫し、ソロ・アンサンブル・ コーラス等を組み合わせた音読による表現活動のことですが、群読にはどのような効果があるのでしょうか(゜o゜) ✨音読という側面から考えられる効果✨①記憶力・空間認知力の向上「脳トレ」で有名な脳機能開発を専門にする川島隆太教授によると、音読中は脳の前頭葉に含まれる「前頭前野」という場所が活性化し、アイディアが浮かびやすくなるほか、音読しない場合に比べて音読後の記憶力や空間認知力が20~30%も増加するのだそうです!②リラックス効果精神科医の樺沢紫苑氏によると、音読は脳を活性化させるうえ、ドーパミン等の興奮系物質の過剰分泌を抑えて脳内物質のバランスをとってくれる物質セロトニンにも有効とされており、心が落ち着いてリラックスした状態になるのだそうです☆③コミュニケーション能力の向上近赤外線で脳表面の神経細胞の働きを調べる装置「光トポグラフィー」を使用した研究の結果、コミュニケーション能力と前頭前野には関係性があることが判明!音読によってコミュニケーション能力を司る前頭前野を活性化させれば、コミュニケーション能力を鍛える効果も期待できます♪④読解力の向上文章を正しく音読するには言葉や文章の切れ目を理解する必要があり、言葉の意味や読み方、文章構造を自然と考えるようになるため、読解力の向上にもつながります。東京大学先端科学技術研究センター講師の髙橋麻衣子氏も、「音読の構音運動が理解を支える」として、音読は文章の理解を助けると述べています。そして、音読の上手い人は読解力が高く、また読解力がつくと音読がスムーズにできるようになるそうです。つまり、音読と読解力は相互に高め合える関係なのですね! このように、音読という側面だけでもこれだけたくさんの効果が期待される群読ですが、一人きりで読むだけでなく、複数人で一斉に同じ言葉を読んだり、読み交わしたりする群読では、音読による効果以外にも、協調性を育み、友達との心の交流を行うことができます(*^^*) また、言葉自体に、☆徳性・情緒・感性を生み出す☆知的活動(理解・思考)の基盤☆コミュニケーションの基盤の3つの役割があり、言葉は子供達の心を豊かにする栄養と言えます。言葉習得の最適期は8歳頃までと言われており、言葉を使う能力の基礎はこれ以前にほぼ完成するため、幼少期の言葉の教育は重要です🌟 群読を通して育まれることは、本当に大事なことがたくさんですね!😀 発表会では、感染症対策もしっかりと行いながら、今年度の集大成としてお子様の頑張りを見ていただける機会にさせていただきたいと職員一同思っております。本番まであともう少し…!引き続きお子様の応援を宜しくお願いいたします(^^♪